補助金2200万円不正支出 京都精華大、准教授を懲戒解雇
京都新聞 2012年8月30日(木)13時39分配信
京都精華大は30日、農林水産省と近畿農政局からの補助金で同大学が実施した農村活性化事業に不正支出があったと発表した。補助金2200万円を返還、責任者の松尾眞・人文学部准教授(62)を懲戒解雇、赤坂博理事長を減給にするなどの処分を決めた。准教授を詐欺容疑で刑事告発することも検討している。
大学によると、不正支出があったのは2008〜10年度の農水省「農村活性化人材育成派遣支援モデル事業」と近畿農政局「広域連携共生・対流等対策交付金事業」。3年間で計約4900万円の補助を受けたが、会計検査院の指摘で大学が調査、約2200万円分を不正支出と判断した。
事業は松尾准教授が責任者となり、NPO法人「KYOふるさと加佐」(舞鶴市)とNPO法人「栄村ネットワーク」(長野県栄村)に業務委託し、新規就農者の育成や農村都市交流を行った。現地研修など一部の業務の実態が認められず、架空の講演や印刷物への経費支出約360万円もあった。
准教授は農山村の暮らしや環境政策が専門。07年から栄村に移住し、栄村ネットワーク(栄村と都市を結ぶ学びのネットワーク)の設立に理事として参画。栄村で震度6強となった11年3月12日の長野県北部地震で自らも被災し、村の復興を訴えて活動していた。
大学の調査に松尾准教授は不正支出を一部認め、「栄村ネットワークの活動資金を得るためだった」などと話しているという。大学は「大学としてのチェック機能が働いていなかった。再発防止に努めたい」としている。
参考
松尾真 革命的共産主義者同盟全国委員会・元最高幹部
20歳で中核派全学連委員長に抜てきされた松尾真(京都大学)。89年、学生戦線の人事が変わった。SOB(学生組織委員会)の議長から松尾真が外れる。全学連委員長も獄中の鎌田(法政大学)から変わる。人事の一新、編集局の会議で、清水丈夫のレターが読み上げられた。松尾の業績を讃える長文だ。理由は「療養のため」、けれども転属先が書いていない。「失脚?」という囁きが広がるが、理由も何も分からない。
松尾さんのことは、松尾さんが中核派の幹部として悪の限りを尽くしていた頃から知っていますので、「まさか、松尾さんが悪いことをやっていたなんて」とは全然思いませんでしたが、「まだそんなことをやっていたのか」と驚いたのは事実です。