米子の中3女子 「いじめ」で被害届提出へ 鳥取
産経新聞 2012年9月2日(日)7時55分配信
同級生からいじめを受けて心身症になったとして、鳥取県米子市の中学3年生の女子生徒(14)が3日、米子署に被害届を提出する。中学1年生だった平成22年9月以降、複数の男子から「死ね」、「うざい」などと悪口を言われたり、靴箱に悪口を書いた紙を入れられたりしたという。
女子生徒と家族は、日常的ないじめに追いつめられて学校のトイレでリストカットをしたり、授業が受けられずに保健室に逃げ込んだりするようになったとし、学校や同市教委に何度も相談したが、いじめの状況が変わらないと主張。医療機関で「学校生活での嫌がらせが原因の心身症」と診断されたこともあり、被害届提出を決めたとしている。
同市教委は「被害届が出ることを真摯(しんし)に受け止め、中学生活がきちんと送れるように対処したい」としている。