鳥取の中3女子、「いじめで心身症」と被害届

鳥取の中3女子、「いじめで心身症」と被害届
読売新聞 2012年9月3日(月)21時9分配信

 鳥取県米子市の市立中学3年女子生徒(14)が3日、「同級生からの暴言などいじめが原因で心身症になった」として、県警米子署に被害届を出し、受理された。

 女子生徒や家族によると、中学1年の時に席が隣だった男子生徒に、英語や数学の授業の際に「こんなこともできないのか」などの暴言を受け、2年の時には、げた箱の靴に「死ね」などと書かれた紙片を入れられた。男子生徒や仲間の男子生徒計4人によるいじめが、今も続いているという。

 女子生徒の通う中学校は同日、市役所で記者会見を開き、校長が「昨秋から女子生徒らの相談を受け、男子生徒に暴言の事実を確認した」と説明。男子生徒は暴言を反省しているとし、「いじめが続いているとは考えていない。対応が悪いとされるのなら我々の力不足。本人の心の負担を取り除くよう努力したい」と話した。

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