宮崎県教委職員が飲酒運転容疑、教育長「痛恨の極み」
2012年9月3日 読売新聞
宮崎北署は1日深夜、県教委中部教育事務所副主幹の松下達郎容疑者(48)(宮崎市神宮東1)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。職員逮捕を受け、飛田洋・県教育長は2日午前、県庁で記者会見を開いた。「不祥事の再発防止への取り組みを進める中で起きたことを大変重く受け止めている。痛恨の極み」と謝罪した。
宮崎北署の発表によると、松下容疑者は1日午後11時15分頃、宮崎市大島町の市道で酒気帯び状態で乗用車を運転した疑い。容疑を認めている。軽乗用車への当て逃げの疑いも出ているという。
県教委によると、松下容疑者は4月1日、知事部局から県教委に異動。同月末から病気を理由に休暇を取り、7月末からは休職していた。
教職員によるセクハラなどの不祥事が県内では相次いでおり、県教委によると、懲戒処分の件数は2007年度からの5年間で133件。今年7月にも県立高校男性教諭が酒気帯び運転容疑で逮捕されたばかりだった。
不祥事の再発防止に向け、懲戒処分を受けた教職員の公表基準の見直しを検討。全公立学校に教頭らを充てたコンプライアンス(法令順守)リーダーを置き、きめ細かい指導に当たらせるといった具体策を進めていた。
飛田教育長は「いろんな手だてを講じているが、一人ひとりの職員に届かなかったことは残念」と声を落とした。今後、校長ら各所属長を集めた会合を開くなどして、法令順守の徹底を再度訴えると語った。
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県教委:相次ぐ職員の不祥事「痛恨の極み」 酒気帯び運転容疑逮捕受け /宮崎
毎日新聞 2012年9月3日(月)12時51分配信
県教育事務所職員が酒気帯び運転容疑で逮捕されたことを受け、県教委は2日、県庁で緊急の記者会見を開いた。教職員の不祥事は昨年度から相次ぎ、逮捕は今年度2人目。幹部らは沈痛な表情で謝罪した。
飛田洋教育長は「職員の不祥事防止に取り組む中で起き、痛恨の極み。県民の信頼を著しく損ない、深くおわび申し上げます」と頭を下げた。さらに「法令順守の呼びかけが届いていなかったのは残念」と話した。再発防止に向け、学校の教職員だけでなく、事務局職員の啓発を、県とも連携して進める考えを示した。
県教委は昨年度、懲戒処分を25件出すなど不祥事が相次ぎ、6月には県議会議長から綱紀粛正の異例の要請を受けた。7月に「公立学校コンプライアンス推進協議会」を設け、再発防止の抜本対策を検討している最中だった。【百武信幸】
9月3日朝刊