アンケート「部外秘」確約で精神的苦痛 父親が市を提訴へ 大津いじめ

アンケート「部外秘」確約で精神的苦痛 父親が市を提訴へ 大津いじめ
産経新聞 2012年9月7日(金)12時4分配信

 大津市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、中学校が実施した全校生徒アンケートの結果を受け取る際、「部外秘」とする不当な確約をさせられたことなどで精神的苦痛を受けたとして、男子生徒の父親(47)が7日午後、市に慰謝料100万円の損害賠償を求める訴えを大津地裁に起こすことが分かった。

 訴状などによると、父親は中学校が昨年10月中旬に実施したアンケート結果を学校から受け取る際、「個人情報が含まれるため部外秘とする」との確約書に署名を求められた。その後、父親は市に情報公開を請求したが、全て黒塗りの文書しか開示されなかった。

 ところが、今年7月13日の市議会常任委で、議会は傍聴者にほぼ全てが開示された結果を配布した。父親は、必要性も義務もないのに部外秘の確約をさせられ、同級生らに自殺について十分聞き取りできなかったとし、「息子に何もできないという思いの中で苦しみ、精神的苦痛を受けた」と主張している。

 父親は、息子が自殺したのはいじめが原因だとして市などに損害賠償を求める別の訴訟も起こしている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする