川崎、22年前失踪男性遺体 殺人容疑で逮捕の男を起訴 横浜地検

2003年10月に行方不明となっていた川崎市高津区下作延、会社員の男性=当時(26)=が約6年半後の10年4月に同区内の山林で白骨化した遺体となって発見された事件で、男性への殺人容疑で逮捕された元同僚の男(46)について、横浜地検は26日、殺人の罪で起訴した。地検は認否を明らかにしていない。 起訴状などによると、被告は03年10月31日ごろ、川崎市内またはその周辺で、男性の胸腹部などを刃物様のもので多数回突き刺して殺害した、とされる。 神奈川県警によると、男性は同月30日から31日にかけての勤務を最後に連絡がとれなくなり、10年4月に白骨化した遺体が山林で発見された。骨に傷があったことから事件とみて捜査し、今月6日に逮捕した。 捜査関係者によると、被告は逮捕当初は「やっていません」と供述。容疑を否認していたが、その後は黙秘しているという。 地検は「捜査の進展により、起訴の判断をした」としている。

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