東京都建設局職員の男を逮捕 「不正に利益を得た疑いがある」警察官などかたり高齢男性から約1億円詐取か

東京都の職員の男が警察官などになりすまして、高齢男性から約1億円をだまし取った疑いで逮捕されました。 東京都建設局職員の奥富尚樹容疑者(64)は2024年11月から2025年1月にかけ、何者かと共謀して警察官などをかたり、東京・町田市に住む60代の男性に「不正に利益を得た疑いがあり、警察でお金を調べます」と嘘の電話をかけ、176回にわたりあわせて約1億円を振り込ませだまし取った疑いが持たれています。 また奥富容疑者は、男性に自分の口座を含め12の口座に振り込ませ、2024年12月には、だまし取った金のうち850万円を自分の口座から別の口座に移した疑いも持たれています。 警視庁の調べに対し、奥富容疑者は「被害者は全く知らない人だ」と詐欺容疑を否認し、別の口座に金を移したことについては「指示されて、だまされてやったことだ」と容疑を一部否認しているということです。

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