きのう夜、群馬県前橋市の牛舎でここに住むブラジル人同士が口論になり、男性の首を包丁で刺したとして、49歳の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、ブラジル国籍の無職、ミヤザキ・クラウディオ・ヒロユキ容疑者(49)です。 ミヤザキ容疑者はきのう夜、自身が暮らしている前橋市の牛舎で、同じくここに住むブラジル国籍の男性(47)の首を包丁で刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。警察によりますと、男性は重傷ですが、命に別状はないということです。 きのう午後8時すぎに、近隣住民から「男性が助けを求めていて首にけがをしている」と119番があり、事件が発覚。 警察官が駆け付けたところ、現場にいたミヤザキ容疑者が「口論になって相手の首を刺した」などと話したため、その後逮捕されました。 この牛舎では2人が別々の部屋で暮らしていて、ミヤザキ容疑者は取り調べに対し容疑を認めているということです。