26日夜、札幌市豊平区で乗車したタクシーの防護板を蹴って壊したとして、62歳の男が逮捕されました。 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区の62歳の会社員の男です。 男は、26日午後11時ごろ、札幌市豊平区の南19条大橋から札幌市豊平区中の島1条3丁目まで乗車したタクシーの車内で、防護板を何度も蹴って損壊した疑いが持たれています。 タクシーの運転手から「60代の男が因縁をつけ、椅子を蹴りとばす」と110番通報し、駆け付けた警察が男をその場で逮捕しました。 警察によりますと、男は当時、酒を飲んでいて飲酒運転の基準値の3倍以上のアルコールが検出されたということです。 タクシーの運転手にけがはありません。 取り調べに対し、62歳の会社員の男は「腹が立って防護板を殴りました。蹴ってはいません」と話し、容疑を否認しています。 警察は、男の動機や経緯を調べています。