部費を私的流用、楽器ローンに 上三川町の中学教諭
下野新聞(2012年11月1日 朝刊)
上三川町明治中で吹奏楽部の顧問を務める男性教諭(34)が、2011年10月から12年3月にかけて、部員の生徒や保護者から集めて管理していた部費の一部を私的流用していたことが31日、同校や町教委への取材で分かった。教諭は個人で購入した楽器のローンの支払いに計13万8千円を流用し、問題発覚後に全額返還したという。同校や町教委は「不適切な会計処理があった」として県教委に報告しており、県教委が処分を検討している。
同校や町教委によると、教諭は11年7月にバスクラリネットとスネアドラムを計約85万円で購入。同10月から12年3月までの半年間、毎月2万3千円のローン返済に部費を充てたという。
部費(1人当たり月2千円)は大会出場時の交通費や会場使用料、楽譜代に使われており、教諭が現金で管理していたという。
12年4月に教諭が保護者に提出した会計報告書に不審な点があったため、保護者が確認したところ、教諭は部費の私的流用を認めたという。
町教委などの調査に教諭は「購入した楽器は生徒に使わせていたので、一時的に部費を充ててもいいと思った」などと説明したという。発覚後に教諭は購入したバスクラリネットを売却し、4月中に流用分の全額を返還したという。