<大阪産業大>「やらせ受験」問題で当時の校長ら9人処分

<大阪産業大>「やらせ受験」問題で当時の校長ら9人処分
毎日新聞 2014年2月13日(木)11時41分配信

 大阪産業大(大阪府大東市)の2009年度入試を巡り、入学意思のない付属高校生が受験させられた「やらせ受験」問題で、同大学が当時の校長ら9人を減給などの懲戒処分にしていたことが分かった。文部科学省は「責任の所在が明確でない」などとして今年度の同大学への補助金支給を保留しており、「補助金目当ての処分だ」との批判も出ている。処分は10日付。

 同大学の関係者によると、処分対象は付属高校の元校長や教師、大学の元学長など。やらせ受験には直接関わっていないが、入試委員会で問題を追及した男性教授も「執拗に追及し、会議の円滑な進行を妨げた」などとしてけん責処分を受けたという。大学は「個々の処分の詳細や理由については答えられない。社会的な影響を及ぼした責任はあるので、関係者を処分した」としている。

 やらせ受験を巡っては、大学が設置した第三者調査委員会が昨年6月、付属高が生徒9人に大産大を受験するよう依頼し、謝礼を払ったと認定する一方、大学の組織的関与を否定する調査結果をまとめた。しかし、文科省は調査が不十分として、12月に支給される第1次の補助金を保留している。【近藤諭】

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