山形中1自殺で資料分析や生徒聞き取りへ 第三者委が方針

山形中1自殺で資料分析や生徒聞き取りへ 第三者委が方針
産経新聞 2014.11.30 19:26

 山形県天童市で今年1月、市立中学1年の女子生徒=当時(12)=が「陰湿な『イジメ』にあっていた」とノートに書き残して自殺した問題で30日、市教委が設置した第三者調査委員会の初会合が市内であり、今後遺族から要望や事実関係を聞くほか、学校によるアンケートの内容を分析し、いじめと自殺の因果関係を調べる方針を決めた。

 非公開の会合後、委員長に選ばれた野村武司弁護士(埼玉弁護士会)が明らかにした。委員は県内外の弁護士や学会が推薦した教育学や心理学の専門家計6人。

 野村委員長によると、生徒へのアンケートの原本を取り寄せて詳しく分析し、必要に応じ生徒にも直接、聞き取りをする。アンケートでは、女子生徒へのいじめを見聞きしたとの回答が多かったことが分かっている。

 野村委員長は、自殺から第三者委の初会合まで約11カ月かかったことに関し「委員会の設置が遅れた原因についても調査する」と述べた。

 会合に先立ち父親は「学校や市教委に何があったのか問い続けたが、事実は隠蔽されたままだ。委員会には主体的で透明性のある調査を希望する」との談話を公表。女子生徒は始業式が予定された1月7日の朝、新幹線にはねられ死亡した。

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