勤務記録改ざん 教頭が教諭の残業100時間未満に 福井の小学校 /福井

勤務記録改ざん
教頭が教諭の残業100時間未満に 福井の小学校 /福井
毎日新聞2018年6月20日 地方版

 福井市立小学校に勤務する50代の男性教頭が、30代の男性教諭の出退勤記録を書き換えていたことが市教育委員会への取材で分かった。時間外労働が「過労死ライン」とされる月100時間を下回るよう改ざんし、市教委に提出していた。教頭は書き換えを認めており、市教委は近く口頭で厳重注意する方針。

 外部からの通報で発覚した。市教委によると、この教諭は学校行事の準備で忙しく、5月の残業が100時間を超過。小学校で共有するパソコン上のデータを今月確認したところ、自分の時間外労働が100時間未満に書き換えられていた。教諭は「納得いかない」と話しているという。

 働き方改革の一環で導入された出退勤記録は、各教諭がパソコンで定型の書式に入力して自己申告する。残業が月100時間を超えると、警告のため超過時間が赤色で表示される。記録は各校から市教委に報告され、100時間を超える月が続く場合は、市教委が教諭の体調を確認するよう学校に求めていた。

 市教委学校教育課は「(出退勤記録は)自己管理表であり、上司が書き換えることがあってはならない。正確に報告するよう各校に指導する」としている。【岸川弘明】

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