福祉施設入所女児に強制わいせつ疑い 県非常勤職員の男逮捕
熊本日日新聞 2020/1/22(水) 8:07配信
熊本県警捜査1課などは21日、小学校高学年の女子児童の体を触ったとして、強制わいせつの疑いで、熊本市南区の県非常勤職員の男(26)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月から今年1月初旬までの間に、勤務していた宇城市松橋町の県こども総合療育センターで、入所している女子児童の下半身を触るなどした疑い。容疑を認めているという。
センターは、身体などの障害やその可能性のある18歳未満の子どもが、治療のために生活したり、通ったりする病院機能のある福祉施設。県警やセンターによると、1月上旬、施設の別の職員が、女子児童の様子が気になり、本人に尋ねて発覚したという。
センターによると、男は昨年4月に非常勤職員として任用され、入所する男児の入浴介助や食事を担当。被害発覚直後は容疑を否定したが、その後認めたため、自宅待機させ、県警に被害を届けたという。
逮捕を受けて会見したセンターの池邉顕嗣朗所長は「被害者を守り切れず、ご家族や県民の信頼を裏切る結果を招き、おわび申し上げる。再発防止を徹底する」と謝罪した。