鹿島市の小学教諭、懲戒免職 女性スカート内にカメラ「市内で10回以上盗撮」

鹿島市の小学教諭、懲戒免職 女性スカート内にカメラ「市内で10回以上盗撮」
佐賀新聞 2020/6/30(火) 7:57配信

 佐賀県教育委員会は29日、女性のスカートの中にカメラを差し入れたとして県迷惑行為防止条例違反(ひわいな行為)の疑いで逮捕された鹿島市の小学校教諭を、同日付で懲戒免職にしたと発表した。

 県教委によると、教諭は6月12日午後6時半ごろ、鹿島市内の商業施設で、バッグの中の小型カメラを女性のスカート内に差し入れた疑いで、鹿島署に現行犯逮捕された。14日に処分保留で釈放され、任意での聴取を受けている。

 県教委が18日に行った聞き取り調査では、昨年夏から市内の複数の商業施設で少なくとも10回以上盗撮を行ったと話した。また勤務する小学校でも、靴に仕込んだカメラを使って盗撮していたと説明している。児童は撮っていないという。

 県教委は懲戒処分の指針に基づき免職にした。退職金は支給されない。各市町の教育長と県立学校の校長宛てに、綱紀粛正の通知を出した。また不祥事の未然防止策として、全ての公立学校で、管理職と職員の面談を実施する。日頃の悩みを聞いたり、教員としての自覚を促したりする。

 落合裕二教育長は「教師以前に人として許されない行為。服務規律の徹底に全力を挙げて取り組む」とのコメントを出した。

12日、鹿島市のショッピングセンターで、バッグの中に隠した小型カメラを女性客のスカートの中に差し向けた疑いで鹿島市の小学校教師の男が現行犯逮捕されました。男は容疑を否認しているということです。現行犯逮捕されたのは、鹿島市の小学校に勤める小崎直樹容疑者58歳です。小崎容疑者は12日午後6時半ごろ鹿島市のショッピングセンターでバッグの中に隠した小型カメラを、20代の女性客のスカートの中に差し向けた県迷惑行為防止条例違反の疑いが持たれています。警察によりますと6月上旬に「不審な男がいる」と情報提供があり、12日、現場にいた捜査員が小崎容疑者の犯行を目撃し、逮捕したということです。調べに対し、小崎容疑者は「スカートの下にカメラを差し入れたつもりはない」と容疑を否認しているということです。これを受け、鹿島市教育委員会が13日、会見を開き「本人は容疑を否認しているものの、教育委員会としては警察に現行犯逮捕されたという事実を重く見ている。信頼回復のために服務規律の徹底に全力を挙げて取り組んで参ります」と話しました。小崎容疑者については「県教育員会の判断と指導を受けながら、適正に処分する」としています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする