ボランティア学生から現金をだまし取ったとして教諭を懲戒免職 謝礼金を過大請求し、学生に引き渡しを指示
関西テレビ 2020/11/25(水) 18:24配信
小学校のボランティア事業に参加した大学生らから現金100万円あまりをだまし取ったとして、男性教員が懲戒免職処分になりました。
25日付で懲戒免職処分を受けたのは、大阪府羽曳野市立中学校の49歳の教諭です。
大阪府によると教諭は、羽曳野市立小学校の教頭だった2014年からの4年間で、支援学級の生徒の介助や教員の補助などを行う、ボランティア事業に参加した大学生らへの謝礼金について、合計約115万円を市に過大に請求しました。
その後、謝礼金が振り込まれた学生らに対し「学校の経費が誤って振り込まれている」などと虚偽の説明を行い、現金を引き渡すよう指示し、のべ10人からおよそ105万円を詐取したということです。
大阪府の調査に対し、教諭は「こんな愚行に手を染め、深く反省しています」と話していて、市に過大請求した金銭は既に返還し、学生らから詐取した現金の返還を進めています。