尼崎の小学校、特別支援学校でまた卒業証書誤記 計32人の生年月日など 市教委「危機意識低い」と陳謝

尼崎の小学校、特別支援学校でまた卒業証書誤記 計32人の生年月日など 市教委「危機意識低い」と陳謝
神戸新聞NEXT 2023/3/23(木) 22:02配信

 兵庫県尼崎市教育委員会は23日、市立の小学校1校と特別支援学校1校で卒業生計32人に対し、所属や生年月日に誤りのある卒業証書を授与したと発表した。学校は家庭訪問して謝罪し、正しいものに差し替えた。

 市立学校では昨年3月以降、卒業証書の記載ミスが相次いで発覚している。市教委は「危機意識が低いと言うほかない」と陳謝した。

 市教委によると、小学校では1クラス41人中31人の生年月日を誤記。担任が事前に児童に確認して判明しデータを修正したが、上書きせず別名で新規保存したため、別の教員が修正前のデータで印刷した。

 特別支援学校では卒業生9人のうち中学部の1人を「小学部」と記した。担任は誤りに気付いてデータを修正したが保存し忘れ、誤ったデータのまま印刷した。いずれも担任は修正したと思い込んでおり、複数人でのチェックでも見落とした。

 市教委は再発防止のため、最終チェックを家庭調査票で照合するなど作成手順や確認の徹底を図るとしている。(広畑千春)

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