「胸に触れたかもしれない」「『これ、だめ』とプリントを破って丸めて捨てた」小学校教員2人を児童への不適切な行為で減給処分

「胸に触れたかもしれない」「『これ、だめ』とプリントを破って丸めて捨てた」小学校教員2人を児童への不適切な行為で減給処分
RKK熊本放送 2023/6/23(金) 18:08配信

熊本市の小学校教員2人を児童への不適切な行為で減給処分です。

減給10分の1「1か月」の懲戒処分を受けたのは熊本市の小学校に勤める65歳の男性講師と60歳の女性教諭です。

男性講師(65)は去年12月勤務する小学校で女子児童の両肩を手で挟む不必要な接触を行い、その際、片方の手が児童の胸に触れたということです。

男性講師は市教委の聞き取りに「胸に触れたかもしれない。誤解を招く行為だった」と話しています。

また、女性教諭(60)は去年11月、国語の授業で自身の指示と異なったイラストをかいた女子児童に対し、「これ、だめ」と言い、プリントを破って丸め、ゴミ箱に捨てたということです。

女性教諭は「だめであることを視覚的に分からせたかった」としています。

男性講師は今年3月に任期が切れ退職し、女性教諭は別の学校に異動しています。

児童が記入した学習プリントを破り、ごみ箱に捨てたということです。
熊本市の体罰等審議会は3月23日、小学校教諭による児童への行為を「暴言等」に認定したと発表しました。
熊本市教育委員会によりますと、この教諭は去年、国語の授業中に児童が書き上げた学習プリントに誤りを見つけ、「これ、だめ」と言い、プリントを破って丸め、ごみ箱に捨てたということです。
熊本市教育政策課 橋爪富二雄 教育審議員「私どもも、自分たちが言うのもあれですけど、信じられないです」
児童は精神的苦痛を受けていて、教諭はすぐに担任を外されています。
市教委は今後処分を検討するということです。
この教諭は過去にも児童に精神的苦痛を与える言動で訓告を受けています。

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