飲酒して全校児童の名簿紛失 小学校教諭、2軒で飲食後に 神戸

飲酒して全校児童の名簿紛失 小学校教諭、2軒で飲食後に 神戸
毎日新聞 2023/6/30(金) 15:30配信

 神戸市教育委員会は30日、酒に酔って全校児童230人分の個人情報などを紛失したとして、市立小に勤務する30代男性教諭を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。

 市教委によると、男性教諭は4月28日、同僚と焼き肉店など2軒で、生ビール8杯とグラス2杯分の白ワインを飲んだ。自転車を押しながら徒歩で帰宅する途中でかばんを紛失したと気付いた。

 教諭は自宅で業務をするため、校長からの許可を得ずに個人情報を含む資料を校外に持ち出していた。かばんには全校児童の名簿、テストの答案用紙64人分、教職員35人の住所や電話番号が記載された資料が入っていた。情報漏えいの被害は確認されていないという。

 また、校舎やグラウンドの倉庫などの鍵7本が入ったかばんを紛失したとして、市立中の30代男性教諭を戒告処分とした。居酒屋で生ビールを8杯程度飲んで帰宅する途中、自宅近くの花壇で寝た際に紛失したとみられる。【山本康介】

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