小学校で女子児童の着替え盗撮など 元講師の男に有罪判決/奈良
奈良テレビ放送 2024/5/17(金) 9:42配信
2023年、奈良市内の小学校の教室で女子児童の着替えを盗撮し、性的姿態等撮影などの罪に問われた元講師の男の裁判で奈良地裁は16日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決などによりますと、元小学校講師の北出篤史被告23歳は、2023年10月中旬から12月上旬までの間に、当時勤めていた奈良市内の小学校の教室で、女子児童の着替えをペン型のカメラで盗撮するなどしたということです。16日の判決公判で、奈良地裁の岡田卓裁判官は「立場を悪用した犯行は悪質で、身勝手な動機」と指摘しました。一方で、本人がカウンセリングの受診など再犯防止に向けた取り組みを行っていることや、反省の態度を示していることなどを考慮し北出被告に、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
奈良市内にある公立小学校の講師の男がペン型カメラを教室に設置し着替えをしていた女子児童を盗撮したとして、逮捕されました。
撮影処罰法違反の疑いで、逮捕されたのは、奈良市内にある公立小学校の講師・北出篤史容疑者(23)です。
警察によりますと、北出容疑者は18日に教室にペン型カメラを設置し着替えをしていた女子児童を盗撮した疑いが持たれています。
児童が教室にペン型カメラが設置されているのを見つけ学校側に知らせたことで事件が発覚したということです。
その後、18日夕方に学校側が警察に届け出たということです。
警察は、何者かがカメラの動画を受信しているとみて、学校関係者らの携帯電話を調べたところ、北出容疑者の携帯電話から着替えをしていた女児児童の動画が見つかったということです。
警察の取り調べに対して、北出容疑者は「事実の通り間違いありません」「小学生の体に興味がわいていた」と容疑を認めているということです。
警察は事件の経緯を調べています。