体罰か懲戒か、線引きを改めて明確に…文科相
読売新聞 2013年1月24日(木)20時47分配信
下村文部科学相は24日の衆院文部科学委員会の閉会中審査で、学校教育法で禁じられている児童、生徒らに対する「体罰」について、「(同法で認められている)懲戒との明確な区分について、改めて明確にする」と述べ、曖昧とされてきた体罰と懲戒の違いを明確に定義づける考えを示した。
文科省は今後、体罰と懲戒の厳密な定義付けを検討し、各都道府県教育委員会などに対して、詳細な具体例などを明示した通知を出す。
閉会中審査は、大阪市立桜宮高校の2年男子生徒が体罰を受け自殺した問題などを受けて行われた。
同省は2007年2月、体罰と懲戒の線引きに関する通知を出し、「殴る」「蹴る」「正座」などについて体罰と規定した。ただ、通知では、体罰か懲戒かを「機械的に判定することが困難である」として、判断を現場の教師に事実上委ねている部分もあり、教育現場からは「よく分からない」との指摘が出ていた。