交差点で女性が車にひき逃げされ重傷の事件。警察の追跡に車は信号無視を繰り返したとみられます。 危険運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、兵庫県伊丹市の建設作業員で韓国籍の閔成一容疑者（２２）です。 警察によりますと閔容疑者は３月２０日午後、大阪市北区芝田の横断歩道で青信号を渡っていた女性（４７）を車ではねて逃げた疑いが持たれています。 女性は骨盤や両足を骨折する重傷です。 閔容疑者は事件の５分前、淀川区の路上で車で不審な動きをしていたため巡回中のパトカーに停車の指示を受けましたが従わずに逃走、信号無視を繰り返し女性をはねたということです。 事件の３日後、京都府南丹市の路上で、「事故車両のようなものが止まっている」と通報があり、警察は閔容疑者が運転していた軽乗用車を押収。 その翌日、閔容疑者は警察署に出頭したということです。 警察の調べに対し閔容疑者は「パトカーに追いかけられてからの記憶がまったくない」などと容疑を否認しています。