詐欺グループに口座情報を提供したか 中国籍の男2人を逮捕50代女性が約300万円だまし取られた事件

おととし、大阪府に住む女性がSNSを通じて投資名目で300万円あまりをだまし取られた事件。 事件で使用された口座を提供するなどした疑いで中国国籍の男2人が逮捕されました。 犯罪収益移転防止法違反と詐欺幇助、組織犯罪処罰法違反幇助の疑いで逮捕されたのは、いずれも中国国籍で東京都の会社員、馬海博容疑者(36)と陳之嘉容疑者(33)です。 馬容疑者らはおととし、詐欺で得た現金が入金されることを知りながらカンボジアを拠点とする詐欺グループに口座を提供し、詐欺行為を手助けするなどした疑いが持たれています。 この事件をめぐっては、おととし大阪府に住む女性(当時50代)が、SNSを通じ投資名目で324万円をだまし取られ、カンボジアを拠点とするグループの男4人が逮捕されています。 警察によりますと、事件で使用された口座を調べたところ、馬海博容疑者(36)と陳之嘉容疑者(33)の関与が浮上したということです。 女性は馬容疑者らが提供した口座に2回に分けて74万円を振り込んだとみられています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。

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