愛媛県の職員が傷害の疑いで3日に逮捕された事件を受け、副知事が4日午前に幹部職員に対して不祥事の再発防止など綱紀粛正を訓示しました。 3日の愛媛県幹部の会見: 「県民のみなさまの信用を大きく損ねることとなりましたことを心からお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」 この事件では、伊予市下吾川に住む県職員・坂本英司容疑者(29)が自宅で親族の男性(60)の左足をかかとで踏みつけ、足の指の骨を折るなどの大ケガをさせた疑いで3日に逮捕されています。 愛媛県によりますと、坂本容疑者は私学文書課の主事として普段の勤務態度はまじめで、4月1日から育児休業を取得していたということです。 今回の職員の逮捕を受け菅副知事が4日午前も幹部職員を集め、不祥事の再発防止や県民の信頼回復に向け全力を挙げて取り組むよう訓示しました。 愛媛県では今年2月にも官製談合事件で県職員が逮捕されていて、再発防止の徹底が求められています。