県警は、ことし1月から3月25日までに把握した特殊詐欺の件数と被害額を発表しました。 件数、被害額ともに前の年の同じ時期と比べて増えていて、特に、警察官をかたる手口が急増しています。 県警によりますと、ことし1月から3月25日までに確認された特殊詐欺は、前の年の同じ時期と比べ61件増えて305件でした。 被害額は、10億7005万円でおよそ5億8000万円増えました。 被害額の増加要因として県警は現金を直接、受け渡さずに済むうえ、上限額がないインターネットバンキングが多く利用されていることをあげています。 また、最近は警察官をかたる手口が急増しています。 例えば警察官を名乗る者が「あなたの口座がマネーロンダリングに使われていて、逮捕状も出ている」などと電話し、SNSで逮捕状や警察手帳の写真を送りつけます。 さらに「あなたの口座のお金をすべて調べる必要がある」などと伝えて、指定口座に金を振り込ませて、だまし取るというものです。 県警は、「あなたには守秘義務があるので周りの人に絶対話してはいけない」と言われたら詐欺を疑い、警察や家族など周りの人に相談するように呼びかけています。