岡山西署で勾留中の被告死亡 目立った外傷などなし

岡山県警は7日、岡山西署の留置施設で勾留していたマレーシア国籍の男性被告(34)=窃盗罪で起訴=が死亡したと発表した。目立った外傷や自殺を図った形跡はなく、司法解剖で詳しい死因を調べる。 県警留置管理課によると7日午前7時ごろ、起床しない男性を不審に思い、署員が様子を確認すると、布団の中であおむけに寝た状態で呼吸と脈がなかった。病院に搬送され、約1時間後に死亡が確認された。 男性は6日午後8時50分ごろ、コップ2杯の水を飲んだ後に就寝し、夜間巡回では目立った異変は見られなかった。体調不良の申し出はなく、2日の健康診断でも異常はなかったという。 男性は他人名義のキャッシュカードを使って現金50万円を引き出した窃盗の疑いで昨年12月、逮捕されていた。

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