柔道事故テーマに都内でシンポ 13日、滋賀の遺族ら提言

柔道事故テーマに都内でシンポ 13日、滋賀の遺族ら提言
2010年6月11日9時9分配信 京都新聞

 柔道の授業や部活動中に死亡した子どもの遺族でつくる「全国柔道事故被害者の会」(東京都)は13日、都内で初のシンポジウム「柔道事故と脳損傷」を開く。昨年7月に滋賀県愛荘町の秦荘中で柔道の部活動中に意識を失い、約1カ月後に死亡した村川康嗣君=当時(12)=の遺族や医師が講演し、安全な柔道指導のあり方を提言する。
 同会は、村川君の伯父、村川義弘さん(48)=東京都=らが発起人となり3月に設立した。会によると2009年までの27年間で柔道の授業、部活動などで死亡した中高生は全国で108人に上るという。会は、事故に遭った子どもの家族への情報提供などの支援と、柔道の安全への貢献を目的とし、約10家族が加入している。
 シンポジウムは午後1時から東京都中央区のTKP東京駅日本橋ビジネスセンターである。学校でのスポーツ中の事故を研究する愛知教育大の内田良講師が全国の柔道事故の実態について、村川君の母、弘美さん(42)が「被害者家族の話」と題して講演する。同会が調査した欧米での事故事例の発表もある。
 副会長を務める義弘さんは「柔道が安全に行われ、人が死なないためにどうするべきか考えていきたい」と話している。参加費2千円。

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