男子学生に濡れ衣謝罪要求!土下座させ頭踏む…横浜市立大医学部教授

男子学生に濡れ衣謝罪要求!土下座させ頭踏む…横浜市立大医学部教授
スポーツ報知 2011年7月30日(土)8時3分配信

 横浜市立大医学部の男性教授(51)が今年2月、当時2年の男子学生(20)に対し「ストーカー行為をする犯罪者だ」などと言いがかりを付けた上、土下座させて頭を踏みつけるなどの暴力行為を働いたため、29日付で停職3か月の懲戒処分を受けた。

 横浜市立大によると、2年の学年担任だった男性教授は今年2月、同学年の学期末試験会場で、面識のない男子学生の机の前に歩み寄ると、突然「お前はストーカー行為をしている犯罪者だ」などと名誉を傷つける発言をした。会場には約90人の学生がいた。

 全く身に覚えのない当該学生が試験後に教授室を訪れ、発言の真意を尋ねようとすると「土下座して謝れ」と命令。あまりの怒声に恐ろしくなった学生がやむなく土下座すると、教授はサンダルで頭を踏み付け、「明日までに頭を丸めてこい。反省文も書いて持ってこい」と要求した。教授は、受け持っている女子学生から「男子学生からストーカー行為をされている」と相談を受け、加害者を当該学生と勘違いした模様だ。

 大学人事課は、教授について「これまでに暴力や暴言などトラブルはなかった。厳しい反面、面倒見が良く教育熱心だった」と説明。ストーカー被害の有無については「分からない」とした。

 帰宅した学生は反省文こそ書かなかったものの、頭髪を10センチほどカットした。しかし今年4月、名誉を毀損されて精神的苦痛を受けたとして、教授に330万円の損害賠償を求め横浜地裁に提訴。教授は学生宅まで出向いて本人や両親に謝罪したという。さらに、6月に行われた口頭弁論では事実関係については認めたが、賠償額で折り合わず和解には至らなかった。

 大学は教授について「指導の域を超える暴力行為があった」として29日付で停職3か月の懲戒処分に。教授は大学を通じ、「大学教員として持つべき品位、品格を持ち得ていなかった。教育に関わる者が行ってはならないもので、心よりおわびします」などとコメントしている。

 ◆横浜市立大学(横浜市金沢区) 現在は国際総合科学部・医学部の2学部、4研究科、2付属病院がある公立総合大学。医学部は難関とされる。昨年11月には、付属の市民総合医療センターの麻酔医が、医療用麻薬を自分に注射した麻薬取締法違反容疑で逮捕された。主なOBに平井堅(歌手)、馳星周(作家)ら。

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