教え子わいせつ30年求刑 5女児に37回
京都新聞 2012年2月8日(水)22時29分配信
教え子の女児5人にわいせつな行為を繰り返したとされる事件で、強姦(ごうかん)と強制わいせつの罪に問われた住所不定、元小学校講師斉藤智由被告(32)の公判が8日、京都地裁(宮崎英一裁判長)であった。検察側は「性欲を満たすため教師の立場を悪用した身勝手で悪質な犯行」として有期刑上限の懲役30年を求刑し、結審した。判決は3月9日。
論告で検察側は、日常的に怒鳴るなど女児を萎縮させて口止めし、転勤後も元教え子宅で犯行に及ぶなどしたとして常習性を強調。「女児の肉体的、精神的苦痛は深刻で、学校や教師への不信を生じさせた社会的影響は大きい」と指摘し「現行法上可能な限りの長期間、矯正施設に収容して罪を償わせることが必要不可欠」とした。
弁護側は最終弁論で「被告は真摯(しんし)に反省しており、同じ過ちを繰り返さないと誓っている」と刑の軽減を求めた。斉藤被告は最終意見陳述で「とてつもない苦しみを与えたと痛感している」と述べた。
起訴状では、斉藤被告は府内の小学校講師だった2008〜11年、当時8〜12歳の女児5人に校内や女児宅で37回にわたってわいせつ行為をした、としている。
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元講師、担任の女児5人にわいせつ…計37回
読売新聞 2012年2月8日(水)14時45分配信
在勤していた小学校の担任クラスの女児5人に計37回の乱暴やわいせつ行為をしたとして強姦(ごうかん)罪などに問われた京都府亀岡市の元小学校講師・斎藤智由(ともよし)被告(32)の論告求刑公判が8日午後、京都地裁で行われる。
被害女児が多いことや長期間にわたって行為が繰り返されていることなどから、保護者の間には学校側の管理・指導体制への批判の声も出ている。
起訴状によると、斎藤被告は2010年2月〜11年1月、勤務していた京都府内の二つの小学校で担任したクラスの女児4人に学校内や女児宅で計14回のわいせつ行為をした。さらに府内の別の小学校で受け持った女児に対しても、8か月間に女児宅で12回乱暴し、自宅や学校で計11回のわいせつ行為をしたとされる。
この中には、異動で勤務先が変わった後も、被害児童の自宅を訪ねて犯行に及んだケースがあった。
斎藤被告は起訴事実をいずれも認めており、公判では「好意を抱いていた」などと動機を述べたという。