論文不正 学位取り消し 大分大、医学部元講師を処分

論文不正 学位取り消し 大分大、医学部元講師を処分
2012年5月23日 読売新聞

 大分大医学部に在籍していた40歳代の元講師の男性医師の論文に写真の不正使用があった問題で、同大は22日、この論文を基に授与した医学博士号を取り消した。同大で学位が取り消されたのは初めて。

 医学部の教授38人で構成する委員会で協議した結果、「写真の流用は明らかである」と判断。3分の2以上が医学博士号の取り消しに賛成し、北野正剛学長が取り消しを決裁した。

 一方、論文の共著者だった前医学部長については「論文作成に関与しておらず、名義だけの共著者だった」として処分の対象から外した。

 北野学長は「再発防止に努め、学位に対する社会的信頼を回復していきたい」とのコメントを出した。

 この問題を巡っては、論文の共著者だった名古屋市立大大学院医学研究科の教授が「ほかの論文でも捏造(ねつぞう)があった」として懲戒処分になっている。

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