(朝鮮日報日本語版) 外国人学校への不正入学、700万円でブローカーに依頼
朝鮮日報日本語版 2012年9月15日(土)12時54分配信
外国人学校への不正入学事件を捜査している仁川地検外事部は14日、韓国国内の大手法律事務所に所属する弁護士の妻を出頭させ、子どもを外国人学校に不正入学させた経緯と方法について追及していることを明らかにした。検察によると、弁護士の妻はソウル市麻補区にある外国人学校に子どもを入学させるため、ブローカーに現金を渡して外国籍のパスポートを偽造し、この学校に入学願書などの必要書類を提出したという。弁護士の妻は検察での事情聴取で、書類を偽造して学校に提出した容疑についてはほぼ認めているという。検察はこの日、D重工業の常務(39)の妻に対しても同じ容疑で出頭を要請したが、体調不良を理由に出頭に応じなかったため、聴取は後日改めて行われることになった。
検察の捜査線上に浮かび上がったのは約60人。検察は今月初めごろ、問題の外国人学校に対して家宅捜索を行った際、約100人の生徒が不正に入学したとの情報を入手し、その後も裏付け捜査を行って対象を絞り込んできた。検察の事情聴取を受けた保護者の一部は、自らの容疑について認めると同時に、他の保護者についての情報も提供しているため、今後も聴取を受ける保護者はさらに増える見通しだ。
検察は来週中にN開発会社会長の息子夫妻と、江南区の有名整形外科医院の院長夫妻にも出頭を命じる方針だ。検察によると、この2組の夫妻もブローカーを通じて国籍を変えた上で、子どもを外国人学校に入学させた疑いがあるという。
検察はさらに外国人学校側に対しても、入学関連書類が偽造されたことを知りながら入学を許可した可能性があるとみて捜査を行っている。検察は江南区などソウル市内にある三つの外国人学校から入学関連書類を全て押収した。検察は保護者の要請を受けて入学に必要な書類を偽造し、生徒1人当たり4000万ウォン(約280万円)から1億ウォン(約700万円)の手数料を受け取ったとして、P容疑者(45)などブローカー3人の身柄を拘束した。検察はP容疑者らに対し、学校側と共謀した容疑についても追及している。