生徒22人聞き取りへ 大津中2自殺 第三者委会合
京都新聞 2012年9月23日(日)23時29分配信
大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒が自殺した問題で、いじめの事実解明を目指す第三者調査委員会の第5回会合が23日夜、市役所で開かれ、いじめの事実認定のために少なくとも当時の2年生を中心に生徒22人、教師20人から聞き取りする方針を固めた。
■来月にも教委のあり方議論も
会合では、提言をまとめるにあたり、教育委員会の実態についての議論も必要との意見が交わされたという。弁護士の横山巌委員長は、市教委がいじめ問題に主導的役割を果たせなかった点などを通して、教育委員会の本来のあり方についても検討する意向を示した。
また、聞き取りをする生徒には手紙で協力を求め、10月中旬にも話を聞く方針。教師への聞き取りは、10月7日の次回会合までに始める予定。今後、委員と在校生が自由に話し合う懇談の場も必要との意見も出たという。
市は同日、聞き取りを補助する役割として、臨床心理士の西林幸三郎大阪芸術大教授を新たに調査員に委嘱した。西林氏は心理的負担に配慮したカウンセリング技法などを委員に助言。生徒の心理面のケアをしながら聞き取りを進めることで意見が一致したという。