いじめ1707件、今も302件 舞鶴市の小中学校
京都新聞 2012年10月5日(金)11時59分配信
京都府舞鶴市は4日、市内の全小中学校の児童生徒に実施したいじめに関する緊急調査結果を公表した。1707件の報告があり、うち302件は「今も続いている」との回答があった。生命や身体が脅かされる恐れのある「重大な事案」はゼロだった。
調査は8月30日〜9月10日に記名式で行い、今年4月から調査までにいじめがあったか聞いた。小学校は2校を除く16校、中学校は全7校でいじめが報告され、内容は「悪口を言われる」が最多の1178件、「金品を隠される」が400件、「叩かれたり、蹴られたりする」が302件など。中には現金を要求される悪質なケースもあったという。
調査は文部科学省が大津市で中学2年の男子生徒が自殺した問題を受け、全自治体に要請した。