国歌斉唱時に不起立、処分の元教諭の控訴棄却
読売新聞 2012年10月18日(木)15時4分配信
卒業式の国歌斉唱時に起立しなかったなどとして大阪府門真市教育委員会から文書訓告処分を受けた同市立中の元教諭の男性(退職)が市などに処分取り消しと慰謝料200万円を求めた訴訟の控訴審判決が18日、大阪高裁であり、坂本倫城裁判長は元教諭の請求を退けた1審・大阪地裁判決を支持し、元教諭の控訴を棄却した。
判決によると、元教諭は2008年3月の卒業式で、国歌斉唱の際に起立せず、同市教委の事情聴取に応じるよう校長から職務命令が出ても従わなかったため処分された。元教諭は、不起立による処分は思想・良心の自由を保障する憲法に違反するなどと主張していた。