川西の高2自殺:「文書開示は不十分」 両親が異議申し立て /兵庫

川西の高2自殺:「文書開示は不十分」 両親が異議申し立て /兵庫
毎日新聞 2012年10月27日(土)12時13分配信

 いじめを受けていた川西市の県立高校2年の男子生徒(17)が自殺した問題で、両親が26日、県教委の文書開示は不十分だとして異議申し立てをした。
 両親は高校が実施した同級生275人を対象にしたアンケート結果や職員会議の議事録などの文書開示を請求。しかし県教委は今月16日、アンケートの回答用紙そのものではなく、高校が回答内容をまとめた書類による開示を通知した。
 両親は「高校側が加工した資料では信用できない。個人名の公開までは求めておらず、自殺した理由を究明して、遺族の精神的苦痛を軽減することを重視すべきだ」と主張している。【高瀬浩平】
〔阪神版〕
10月27日朝刊

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