県立三郷支援学校教諭の体罰:県教委に保護者、処分不服で申し入れ /埼玉

県立三郷支援学校教諭の体罰:県教委に保護者、処分不服で申し入れ /埼玉
毎日新聞 2012年11月6日(火)12時14分配信

 県立三郷特別支援学校(三郷市)で女性教諭(31)=病気休職中=が児童に体罰を繰り返していた問題で、体罰を受けた男児(7)の保護者の浦畑味希さん(39)が5日、女性教諭に対する減給6カ月(10分の1)の懲戒処分が不服だとして、処分の基準や妥当性をただす申し入れ書を県教育委員会に提出した。11月末までに回答を求め、内容次第では女性教諭らを相手に損害賠償訴訟の提起も検討する。
 申し入れ書では、男児が医師から心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されことなどから、被害の程度は「傷害」に相当すると主張。県庁で記者会見した浦畑さんは「復帰の可能性がある現実は受け入れがたい。きちんと具体的に説明し、謝罪してほしい」と訴えた。【木村健二】
11月6日朝刊

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