青森の高校教頭が違法モデルガン所持で罰金、減給処分
Web東奥 2014年3月25日(火)11時22分配信
所持が禁じられている、本物の拳銃に似たモデルガンを所持していたとして、青森市内の高校の男性教頭(60)が銃刀法違反の罪で罰金10万円の略式命令を受け、2月に県教委から減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けていたことが24日、関係者の話などで分かった。
関係者によると教頭は2013年4月、インターネットのオークションで金属製のモデルガンを購入し、同7月に銃刀法違反の疑いで警察の家宅捜索を受けた。この際、このモデルガンを含む22丁を押収され、うち7丁が違法なものと判断されたため同12月に略式命令が出された。
銃刀法は本物の拳銃に似た金属製の模造拳銃の所持を禁じている。
教頭は趣味でモデルガンなどを収集しており、10年ほど前からはインターネットで購入していたという。関係者によると、教頭は県教委の調べに対し、コレクションの一部については違法性の認識があったことを認め「管理職という立場にもかかわらず軽率だった」などと謝罪しているという。