遅刻した生徒に「かき氷」おごらせた教諭を停職

遅刻した生徒に「かき氷」おごらせた教諭を停職
読売新聞 2014年03月28日 11時13分

 教え子にかき氷をおごらせるなどの不適切な行為や盗撮を行ったとして、大阪府教委は27日、府立高や岸和田市立小の教諭ら計13人を懲戒免職などの処分とした。

 府教委は「規範意識や倫理観が欠如しているかのような問題が相次いだ。若い教員もおり、採用後の研修などに力を入れたい」としている。

 発表などによると、府立長吉高(大阪市平野区)の男性教諭(25)(停職1か月)は昨年6月28日、大阪市内での社会見学に遅刻した生徒1人を最寄り駅に迎えに行った際、「来たんやからおごれ」などと要求して、かき氷(380円)を買わせて食べた。さらに、生徒や卒業生計約3320人分の個人情報が入ったUSBメモリーも紛失したという。

 府立高の男性教諭(54)(減給1か月)は昨年8月、ホームルーム中に弁当を食べた生徒を手帳ではたいたほか、

 また、残りの教諭ら10人(戒告など)は卒業式の国歌斉唱時に起立しなかったなどとした。

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