「１００回以上繰り返した」３２歳の中学教諭、１０代女性のスカート内をスマホで撮影 懲戒免職に
神戸新聞NEXT 2021/11/29(月) 17:57配信
兵庫県教育委員会は２９日、１０代の女性のスカート内をスマートフォンで撮影したとして、丹波市内の市立中学校に勤務する教諭の男（３２）を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。県教委の調べに「５年ほど前から１００回以上繰り返した」と話しているという。
県教委によると、同教諭は９月１６日午後４時４５分ごろ、丹波篠山市内のコンビニで、複合機でコピーしていた１０代の女性のスカート内に動画撮影状態のスマホを差し入れた。１１月１０日に県迷惑防止条例違反の疑いで県警に逮捕されて発覚。同月１９日に神戸簡裁から罰金３０万円の略式命令を受け、即日納付した。
同教諭は５年ほど前から月に２、３回のペースで同様の行為を繰り返していたといい、スマホには盗撮された映像が残っていた。勤務していた学校の生徒の被害は確認されなかったとしている。県教委の聴取に対し「いけないと分かっていたが、行動を止めることができなかった」と話しているという。（古根川淳也）
女子学生のスカート内にスマートフォンを差し入れたとして、県警生活安全特別捜査隊などが、兵庫県丹波市立中学校に勤める３０代の男性教諭を県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕していたことが１９日、捜査関係者への取材で分かった。
逮捕は１０日付。捜査関係者によると、逮捕容疑は９月中旬、丹波篠山市内のコンビニで、来店していた１０代の女子学生のスカート内にスマートフォンを向け、撮影しようとした疑い。
丹波市教育委員会によると、逮捕されたのは市立春日中学校の教諭で、３年生の担任をしていた。同校は１８日夜、全学年の保護者を対象に説明会を開き、校長らが謝罪した。教諭の逮捕から説明会開催まで１週間以上期間が空いたことについて「生徒が修学旅行や、就業体験などの行事を不安なく終えられるよう配慮した」などとし、理解を求めた。このほか、担任教諭や部活動顧問などの指導体制変更、生徒の心のケアについて説明したという。