元同級生を家裁送致=転落死中2に暴力行為―静岡地検支部
時事通信 2014年3月31日(月)18時13分配信
浜松市で2012年6月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自宅マンションから転落死した問題で、生徒に暴行を加えていたなどとして、静岡地検浜松支部は31日、暴力行為処罰法違反の非行事実で、元同級生の男子(15)を静岡家裁浜松支部に送致した。
送致事実によると、元同級生は12年4月19日、ほかの元同級生数人と共に、男子生徒の自宅付近で、生徒の自転車を蹴る暴行を加えたとされる。
同問題では、ほかに8人が同法違反の非行事実で児童相談所に送致されている。
転落死をめぐっては、同市教育委員会が設置した第三者委員会が12年12月、「背景にいじめを受けていた状況があった」とする報告書を作成。父親は元同級生らと同市を相手取り、約6400万円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。