大阪の男子生徒自殺問題：黒岩知事「体罰、容認できぬ」／神奈川
カナロコ 2013年1月17日(木)0時0分配信
黒岩祐治知事は１６日の定例会見で、大阪市立高校の男子生徒が部活動中に顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題に触れ、「容認されるべきではない。もしあるなら直ちにやめるべきだ」と体罰の根絶を目指す考えを示した。
知事は中学高校時代に水泳部に所属していた経歴に言及しながら、「体罰で根性が入りスポーツが強くなるとは信じていない。絶対に許されないことだ」と述べた。知事自身は「指ではじかれるとか出席簿で頭をぽかんとたたかれることはあったが、ビンタを張るとか殴るとか蹴るとかは目撃したことはない」という。
県教育委員会は県内の全公立学校の生徒を対象に体罰の実態調査を実施する予定。１７日には学校長を集めて趣旨を徹底するという。