入学式当日、小1の1クラス減 兵庫、転出連絡ミス

入学式当日、小1の1クラス減 兵庫、転出連絡ミス
朝日新聞デジタル 2014年4月16日(水)15時11分配信

 兵庫県芦屋市立岩園小学校で入学式があった9日、急きょ新1年生のクラスが一つ減らされ、4クラスになった。児童1人の市外転出を市教委が学校側に連絡していなかった。新1年生はすでにクラスメートと顔を合わせたり、記念写真を撮ったりしており、後藤武昭校長は「子どもたちに迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と話している。

 市教委によると、岩園小は新1年生を141人と把握し、「公立小1年生の1クラスの上限は35人」とする県教委の基準に基づいて五つのクラスを編成した。ところが、児童1人が入学式に来なかったことから市外への転出が分かったという。

 入学式のあと、岩園小ではクラス編成の変更や教室の移動、担任の差し替えなどへの対応に追われたという。市教委管理課の担当者は「市教委と学校との連絡ミス。事務処理の態勢を見直したい」と話している。

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