元校長が再審請求 県立高調査書改ざん
@S[アットエス] by 静岡新聞 2014年4月23日(水)21時10分配信
県立天竜林業高(現・県立天竜高、浜松市天竜区)で起きた大学推薦入試に絡む調査書改ざん・贈収賄事件で、一貫して無罪を主張したものの加重収賄罪などで有罪が確定した元校長(66)=愛知県東海市=が23日、静岡地裁浜松支部に再審請求した。
元校長と弁護団らが同日、浜松市中区で会見した。弁護団は、改ざんを依頼し校内で現金を渡したとされる元天竜市長(81)と当時の教職員5人の陳述書、金銭の受け渡しがあったとされる日付に元市長の来客の記載がない同校の事務日誌などを新証拠として提出したと説明した。
主任弁護人の海渡雄一弁護士は「元市長の証言や事務日誌の存在が明らかになり、検察官の立証は根底から崩れた」と述べた。改ざんの指示を受けたとされる教員について、「現職教員であるため詳細は明かせないが、元校長による改ざんの指示はなかったとする証言が得られている」と自信を見せた。
元校長は「やっと再審の扉にたどり着くことができた。これから大きな力と対決しなければならない」と決意を述べた。