死亡ひき逃げ容疑で大学職員逮捕 「酒飲んで運転、何かにぶつかった」 /千葉
ちばとぴ by 千葉日報 2014年5月7日(水)11時1分配信
3日午前5時40分ごろ、千葉市若葉区貝塚町の京葉道路下り線で、オートバイに乗っていた鎌ケ谷市くぬぎ山1、カメラマン、長堀一誠さん(65)が後ろから来た乗用車に追突されて転倒し、胸などを強く打った。長堀さんは病院に搬送されたが、まもなく死亡した。
県警高速隊によると、金色のワゴン車がオートバイに追突した後、逃走しているのが目撃されていた。県警は死亡ひき逃げ事件として、逃げたワゴン車の行方を捜査。同日、自動車運転過失致死と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び)の疑いで東金市求名、城西国際大学職員の男(31)を逮捕した。
事件の目撃者がワゴンのナンバーを覚えていたことから男が浮上。男は「酒を飲んで運転し、何かにぶつかったことは間違いないが、人をはねたとは思わなかった」と容疑を一部否認している。
同隊によると、男は同大学のサッカー部のコーチだという。
現場は片側2車線の直線。長堀さんは釣りにいく途中だった。
現場では遺留品などの捜索が行われ、京葉道路は貝塚インターチェンジ−千葉東ジャンクション間の下り線が約4時間15分にわたり通行止めとなった。