飲酒運転の教諭を停職6ヵ月処分 県教委 [熊本県]
2014年05月08日(最終更新 2014年05月08日 00時25分)
県教育委員会は7日、飲酒運転をしたとして、上天草市内の中学校の男性教諭(50)を停職6カ月の懲戒処分にした。
県教委によると、教諭は4月11日午後7時から同11時ごろ、天草市内の自宅で焼酎2合をお湯割りで飲んだ。翌12日午前6時半すぎ、部活動の引率のため乗用車で自宅を出発。途中、同市内で検問を受け、呼気1リットル当たり0・16ミリグラムのアルコール分が検出された。教諭は「若干アルコールが残っている感じがしたが、行かなければならないと思った」と話しているという。
県立学校や市町村立の小中学校(熊本市立を除く)の全教職員は3月、「飲酒運転は絶対にしない」「少しでも酒が残っていると感じたら運転しない」などと記載された県教委の宣言書に署名していた。処分内容について県教委は「宣言書の後という重みで厳しくした」と話している。
=2014/05/08付 西日本新聞朝刊=