公立校教員体罰が13年度25人と県教委発表、アンケートで9人発覚

公立校教員体罰が13年度25人と県教委発表、アンケートで9人発覚
カナロコ by 神奈川新聞 2014年5月14日(水)12時3分配信

 県教育委員会は13日、政令市立を除く公立学校683校で2013年度に体罰を行った教員は25人だったと発表した。うち9人が児童生徒や教員を対象にしたアンケートで発覚したもので、県教委学校支援課は「体罰に対する教員側の認識が甘かった。研修などで意識改善を進める」としている。

 アンケートは実態把握のために今年1月末から2月にかけて実施。県教委はその段階で体罰を行った16人(被害児童生徒33人)を把握していたが、アンケートに寄せられた生徒や保護者、教員本人の回答から新たに9人が体罰を行っていたことが判明した。

 被害児童生徒は13人で、うち1人は手足に1週間程度のけがを負っていた。指導に従わなかったため、教員が机に押さえつけたという。

 部活動中に「けがをした選手を交代させようとしたが大丈夫と言って従わなかったので、怒ってけがをしている足を数回踏んだ」というケースもあった。

 体罰を行った教員は12年度の125人(外部指導者を含む)から大幅に減っており、県教委は昨夏に策定した体罰防止のガイドラインなどにより、「体罰は指導ではないという認識が広まり、減少につながった」と説明する。

 一方、未報告のケースが相次ぎ、前回の調査結果と同様、部活動中の体罰が多数(8人)を占めたことについては、「まだ認識の甘さが残っている。体罰防止をテーマにした研修を引き続き行うよう学校に呼び掛けていく」とし、本年度もアンケートを実施する考えを示した。

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