公募校長また更迭…欠勤続き、現金も持ち出す
読売新聞 2014年5月21日(水)8時34分配信
大阪市の校長公募制度で昨春、西淀川区の市立小学校に赴任した民間出身校長(51)について、市教委は20日、欠勤で学校運営に支障が出ているとして、更迭する方針を明らかにした。
学校に保管されていた現金を持ち出していたことも判明し、市教委が調査している。昨春採用の民間出身校長11人中、更迭や辞職で校長職を外れるのは3人目。
20日の市議会教育こども委員会で公明党市議が、この校長の欠勤について質問。山本晋次・市教育長が「著しく学校運営に支障をきたしている。校長を解任し、処分や後任人事について速やかに対処したい」と答えた。近く市教育委員会議で正式決定する。更迭後の校長の処遇は未定。
市教委によると、校長は、4月1日〜5月19日の勤務日32日間のうち有給休暇を約21日間分取得した。体調不良を理由に挙げているが、市教委の診断書提出の求めに応じていない。有給休暇を使い切った後の20日も、病気を理由に休んだ。同小では校長不在のために学校運営の年間計画を立てられていないという。
また、校長は今年3月中旬、校長室の金庫に保管されていたPTAから卒業生への記念品の代金13万円を持ち出していた。市教委が学校関係者に確認したところ、校長は「業者に支払うため校外に持ち出したが、体調不良のためそのまま帰宅した」と話していたという。結局、業者への支払いは4月中旬だった。