小2男児にろうや熱湯かける、陸上教室コーチを傷害罪で起訴
サンケイスポーツ 2014.5.29 21:40更新
松江地検は29日、陸上教室の合宿に参加していた島根県出雲市の小学2年の男児(8)に、ろうそくのろうを垂らしたり、熱湯をかけたりしたとして、傷害罪で、コーチを務めていた自動車修理会社社長杉尾泰之容疑者(32)を起訴した。
起訴状によると、杉尾被告は3月28日夜、自宅で合宿のため寝ていた男児の顔にコップに入った熱湯をかけ、両手の甲を複数回かんだほか、30日には溶かしたろうそくのろうを右手の甲に垂らすなどし、約1カ月のけがを負わせたとしている。
松江地検の伊藤文規次席検事は「陸上教室の指導の一環だが、行きすぎた指導だ」と話した。
島根県警出雲署が5月8日に逮捕していた。(共同)