【続報】元医師わいせつ事件 診療装い睡眠導入剤投与(島根・出雲市)
TSKさんいん中央テレビ 2020/11/3(火) 20:10配信
出雲市の島大附属病院の元医師が、女性患者に薬物を投与しわいせつな行為をした疑いで再逮捕された事件で、この男が女性に「点滴をする」と診療を装い、睡眠導入剤を投与していたことが新たにわかった。
島大附属病院に勤務していた元医師は去年2月、入院患者の女性に薬物を投与し、わいせつな行為をした疑いで先月再逮捕された。警察などによると、元医師は入院患者の女性に「点滴をする」と診療を装って、睡眠導入剤を投与していたことが新たにわかった。警察はこの睡眠導入剤が病院内で医師が簡単に入手できる状況にあったとみて入手経路を調べている。また、事件当時、警察に事情を聞かれた元医師が女性患者の症状などを説明していたということで、警察は元医師が第三者の犯行を装っていたとみて詳しい調べを続けている。
入院中の女性患者に薬物を投与して、わいせつな行為をしたとして島根県警出雲署は27日、島根大医学部付属病院の勤務医だった梅本洵朗(じゅんろう)容疑者(29)(島根県出雲市)を準強制わいせつ容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
発表によると、梅本容疑者は昨年2月7日夜、勤務していた同付属病院で、県内在住の20歳代の女性患者に薬物を投与して昏睡(こんすい)状態にし、下半身を触った疑い。
巡回中の看護師が女性の異変に気づき、病院が翌8日、県警に連絡。梅本容疑者は女性の主治医ではなく、面識もなかったという。
同署などによると、梅本容疑者は付属病院で勤めた後、今年4月から県立病院で勤務。付属病院に勤務していた昨年12月、別の女性宅に侵入し、下着を盗んだとして窃盗容疑などで今月7日に逮捕され、県立病院を辞職していた。
付属病院の井川幹夫病院長は「心よりおわび申し上げる。綱紀粛正に努め、信頼回復に取り組みたい」とコメントした。
鍵盗み同僚のショーツ窃盗疑い 29歳の医師逮捕
日刊スポーツ 2020年10月7日12時31分
島根県警出雲署は7日、同僚だった女性医師の自宅から下着を盗んだとして、窃盗と住居侵入の疑いで県立中央病院の医師梅本洵朗容疑者(29=同県出雲市)を逮捕した。「事件のことは知っているが私はやっていない」と否認している。
逮捕容疑は昨年12月27日午前7時55分ごろ〜8時40分ごろ、当時勤務していた出雲市内の病院で、30代女性医師の自宅の鍵(時価500円相当)を盗み、同午前8時55分ごろ〜9時10分ごろ、部屋に侵入してショーツ1枚(時価500円相当)を盗んだ疑い。
同署や県立中央病院によると、梅本容疑者は今年4月から同病院の呼吸器科で勤務している。(共同)