ブラジル人大学教授 発表した論文に盗作疑惑

ブラジル人大学教授 発表した論文に盗作疑惑
サンパウロ新聞 14/06/09 (13:53)

 糖尿病と代謝障害に関する学術誌として世界的に権威のある「Diabetology & Metabolic Syn drome(D&MS)」誌は、当時同誌の編集長だったリオ州立総合大学(UERJ)内分泌学部のマリリア・ゴメス教授が同誌に共同執筆者として掲載していた2本の論文について盗作疑惑があることを明かした。5日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。

 先月28日に行われたこの発表について、論文の筆頭執筆者であるカルロス・ネグラット氏は同氏とマリリア氏が盗作を行ったという事実はないとした上で、「2本の論文は文献レビューであり盗作には当たらない」と述べている。

 これを受けて、同誌の発行元であるブラジル糖尿病学会(SBD)会長でカンピーナス総合大学(Unicamp)のワルテル・ミニクッチ教授は、学会上層部での会議の結果、ネグラット氏の説明を支持することを決定した。また、この目的で独立した調査委員会を設置して監査を行う方針を示した。

 マリリア氏は2008〜09年に同学会の会長を務めた経歴があり、その期間に創刊されたD&MS誌では編集長のポストを務めていたが、論文発表の5日前に突然辞任している。

 同氏は、説明の責任は筆頭執筆者であるネグラット氏にあるとしてコメントを避けている。

2014年6月7日付

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